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1. プレスの技術、磨き抜かれた金型管理

私たちは、常に高品質なプレス製品を安定して生み出すために、金型の製作・メンテナンスに徹底的に取り組んでいます。 プレス機に金型を載せて製品を成形するだけなら、どの会社でもできます。 しかし、“良品を長く安定して生産する”となれば話は別。金型は消耗する設備であり、定期的なメンテナンスや繊細な調整が不可欠です。それには時間もコストもかかる。だからこそ、多くの企業が品質より効率を優先しがちです。さらに、金型メーカーは「作る」ことには長けていても、「使う現場」で起きる問題や環境への対応には限界があります。 でも、トリックスは違います。 社内に金型メンテナンスのプロフェッショナルを多数擁し、製造現場と技術開発部門が一体となって金型をケア。 トラブルが起きても即対応できる体制があるからこそ、私たちは常に最高の品質を維持し続けられるのです。 その技術力と信頼が評価され、現在では他社からの金型メンテナンス業務も数多く受注しています。 「作る」だけでなく「守る」まで担える体制。そして、プレス工程と完全に連携したものづくり。 これこそが、トリックスの真の強みです。

2.プレス革新への果敢な挑戦

現在、プレス製品に求められる軽量化ニーズはますます高まっており、硬質コイル材の板厚を下げる取り組みが進んでいます。しかし、塑性変形への反発力が強く、わずかな力の加減で割れが発生するなど、加工の難易度は極めて高い状況です。 一品モノの品質確保は可能でも、安定した量産となると見込み値の設定が非常に困難であり、熟練の技術が求められます。さらに、海外メーカーも品質面で急速に追い上げてきており、国内製造のハードルは年々上がっています。 そのため、技術開発部門との密な連携を通じて、常に新しい技術の導入・開発に取り組む必要があります。軽量化の加速と同時に、稼働率の向上も課題であり、これらの両立が私たちの使命です。 新工程・新技術への挑戦を積極的に進めてきたことが、我々の強みの一つとなっています。